高校野球

ベスト8−2

早稲田実5−2日大山形 近年、東北勢の活躍が顕著である。その活躍の影になっていた山形県勢だったが、この夏日大山形が県勢初のベスト8に進出した*1。今までの、グレーのユニホームから親学校である日本大学のユニホームに変更したのがよかったのかと感じ…

ベスト8−1

駒大苫小牧5−4東洋大姫路 やはり駒大は勝利の女神・甲子園の神々に愛されていると感じた。前の青森山田戦のように、序盤0−4とリードを奪われるも中盤に追いつき勝ち越し。再三のピンチも切り抜け逃げ切った。 駒大には運もある。打球をファンブルしても…

ベスト16−2

福知山成美6−3熊本工 野球で怖いのは、本塁打や安打を重ねられることではない。投手が四球を不用意に出すことやエラーを犯すことのような、自らが崩れていくときである。そして、時に気まぐれな女神のいたずらである。 3−0。熊本工業がリードを奪っての…

ベスト16−1

駒大苫小牧10−9青森山田 駒大が、昨夏の準々決勝鳴門工業戦で見せた奇跡の逆転を再びやってのけた。 4回表時点で1−7の劣勢。エースの田中温存が完全に裏目に出ていた。それをカバーすべく、持ち前の強力打線で8回に8−8に追いつく。だが、今大会本調…

9日目

今日でベスト16が出揃った。前年度優勝で3連覇を狙う駒大苫小牧をはじめ、青森山田・日大山形の東北勢、福井商など雪国の躍進が目立つ。久々に九州勢が4校進出し、野球どころ復権を狙えそうだ。 ベスト16には、優勝・準優勝の経験があるチームが半数を…

8日目

日曜日お盆休みと合わさって、超満員の甲子園。今日がちょうど中日になる。 前回22点を叩きだした選抜準優勝校の清峰。しかし、序盤から福井商にリードを許す苦しい展開。長崎県大会主戦だった10番の富尾が体調不良で、先発できずエースの有迫が制球を崩…

7日目

早稲田実11−2大阪桐蔭 大阪桐蔭がまさかの大敗で姿を消す。土をつけたのは、早稲田実業。王さんが入退院しているころから、少し神がっているところがあるような気がしていたが、この大舞台・強敵相手にすばらしい勝利。エース斉藤が「平成の新怪物」中田…

6日目

福岡工大城東が本日登場。福岡勢が最近勝てないとは先日書きましたが、九州勢の不調も深刻。本日の第1・2試合で延岡学園・佐賀商が消えた。佐賀商に至っては8回裏2死まで勝っていたのに、逆転負け。4試合目登場の城東にも不安が・・・しかし、不安は杞憂…

5日目

夏2連覇を果たしている駒大苫小牧が登場。春センバツ辞退の悔しさの中からのスタートだ。エースの田中はプロ注目の右腕。田中は150KM近い速球に、レンジャーズ大塚張りの縦のスライダーにプロ注目である。しかし、田中は制球に苦しみ、南陽工業にあわ…

4日目

「尾張のプリンス」と安っぽいニックネームをつけられた愛工大名電の堂上。そのニックネームのノーセンス差を除いても、余りある超高校球児。2年春は選抜優勝の原動力となる。名電は、現在の倉野監督となってから、バント攻撃が主体となっていたが、堂上だ…

3日目

関西高校は2年連続終盤の大逆転で涙を飲んだ。そのマウンドには、2年続けてダースの姿があった。甲子園は憧れの夢舞台だが、時に地獄へ引きずり落とすときもある。甲子園に住む魔物にダースは愛されてしまったのだろうか。彼の口が「何でこうなるんだ」と…

2日目

22−3。記録的大勝を果たした長崎代表の清峰高校。センバツ決勝で0−21という記録的大敗を喫していたのだ。準優勝の名誉よりも大敗の汚名が大きくのしかかった。それを払しょくするための甲子園への帰還。初戦で自分たちが失点した以上の得点を奪った。…

開幕

開幕戦から壮絶な打撃戦。2試合目はプロ注目の早実・斎藤の好投。そして、3試合目は全国のファンの注目を集める好カードとなった。 昨夏ベスト4で、中田翔を擁する大阪桐陰対春の覇者横浜。タレントはやや大阪桐陰かという感じがあるが、横浜の全員野球も怖…

明日開幕

明日から高校野球が開幕です。言っても注目は3試合目の大阪桐陰対横浜です。 今年の大会は春夏優勝経験が17校出場。さっそく、該当の両校の対決です。個人的には、大阪桐陰のほうが、タレントが揃っているように見えます。

組み合わせ抽選

大会初日から、どよめきの好カード。先日紹介した中田翔を擁する大阪桐陰と、松坂以来の春夏連覇を狙う横浜が激突。シード制を採っていない甲子園での本大会では有りがちな初戦から屈指の好カード。もったいない気分もあるが、勝ち上がっていくとコンディシ…

夏甲子園切符49枚目は二日がかり

宮城県大会の決勝戦、東北−仙台育英は、予選史上初の0−0での再試合。両エース共に15回完投。投手複数性の現代野球では、翌日も連投で先発するケースは少ない。ただ、このようなケースでは連投したチームが勝利するケースが多い。現に、カズトゴー地元の…

中田翔再び

昨年スーパー一年生で名を売った大阪桐蔭高校の中田翔選手が再び甲子園に帰ってきます。選抜を逃しましたが、この夏は野手に専念して、序盤は4試合連続の本塁打。終盤マークが厳しくなったのが、本塁打は出ませんでしたが実力は折り紙済みです。今年の甲子…

センバツ開幕

春はセンバツからという言葉があるように、春の入り口で選抜高校野球が開幕します。 今年は、地元福岡勢が選ばれず優勝候補筆頭の駒大苫小牧の辞退で、少ししらけ気味な気分です。 まぁ、それなりにチェックはしていくつもりですが・・・

駒大苫小牧出場辞退

この話題は、正直聞きあきました。昨夏の明徳、夏の大会後の駒大苫小牧の暴力事件。いいチームが甲子園で観れないのはがっかりです。しかも、駒大はこのセンバツ優勝候補筆頭といってもいいチーム。それが、卒業した3年生部員の飲酒でパー。未成年は、飲酒…

センバツ出場校決定

修二と彰が歌う「青春アミーゴ」で開会する第78回春のセンバツ高校野球。 カズトゴーの地元福岡県からは、残念ながら出場なし。ちょっぴり寂しいね。 また、昨年辻内・平田と共に甲子園を湧かした中田翔を擁する大阪桐蔭も落選。スター候補にとっても厳し…

駒大苫小牧練習開始

2連覇を達成した駒大苫小牧が、大会前に部長教諭の暴力事件が発覚し問題になりました。 個人的には、また出たかという感じです。この前も書きましたが、密告のようなことをやっていけば、出場できる高校なんてほんの一握りになってしまいます。 私も、先生…

準々決勝②

大阪桐蔭6−4東北 平田驚愕の3本塁打。しかも、タイムリーの二塁打はライトフェンス直撃。ひょっとしたら、4本塁打の新記録になったかもしれない。 平田は、2年生のときから主軸を打っていた。昨春の選抜では、今日対戦した東北のダルビッシュから一発を…

ベスト8 ①

京都外大西9−1樟南 三原監督のマジックが冴え渡る。九州の灯だった樟南を一蹴した。 今年のマジックは、1年生投手の本田拓人。ホンダタクトという名前が冗談かと思ってしまうが、彼の実力は数ヶ月前まで中学生だったとは思えないほど。速球は140kmを…

エースの意味

宇部商業11−2酒田南 他の試合 東北対決は、古豪東北に軍配。青森山田柳田熱闘も力尽きる 桐光学園逆転勝利ならず。三原マジックベスト8進出。 ミラクル清峰。本命大阪桐蔭に善戦も破れる。3度目のミラクル起こらず。

駒大苫小牧大勝

駒大苫小牧13−1日本航空 昼休み、食堂のテレビでこの試合を観た。場面は、0−7と駒大リードで迎えた6回表の日本航空の攻撃。3本のヒットを連ねて、無死満塁のチャンス。そこからの駒大バッテリーの配球に目が止まった。 捕手の小山はほとんど真中に構…

沖縄尚学敗れてしまった。

酒田南4−2沖縄尚学 カズトゴーが、優勝候補筆頭に上げていた沖縄尚学が2回戦で敗退。 山形県酒田南のエース金本の外角中心の配球に苦しむ。終盤に追い上げを見せるも、最後まで外のコントロールが乱れなかった金本に押さえ込まれた。 ミエミエの外の配球…

奇跡の大逆転

京都外大西12−10関西 京都外大西の三原監督は、今大会で勇退が決まっている。三原は、広島の強豪広陵高校などを率いたことのある名称。あっと驚く采配を振るうため、西鉄ライオンズの名将三原修監督と同姓ということから「三原マジック」と呼ばれている。 私…

東北勢の躍進

青森山田3−0国士館 智弁和歌山を下した青森山田の2回戦の相手は国士舘。両チームともに、優勝経験のある高校を下し勢いに乗っている。 試合は、青森山田のエース柳田と国士舘山形の投手戦となる。149km左腕柳田は、初戦よりも丁寧なピッチングでゼロ…

勝てない九州勢

最近の九州勢は弱い。 数年前まで、ベスト8以上に半分は進出していた九州勢の低迷が目立つ。今年のセンバツは鹿児島県の神村学園が準優勝している。しかし、神村学園は女子高から共学への変更に伴う野球部の創部で、他県からも野球留学で集めている。力の入…

カズトゴーの本命登場

沖縄尚学4−1松商学園 私の本命は、カズトゴーの先祖出生の地沖縄県代表の沖縄尚学。センバツでは、鹿児島県の神村学園の勢いに屈したもののベスト8。チーム力や実績も上位クラスのチームであります。 監督さんが、前関西高校の角田監督でセンバツ優勝時と…