ベスト8−1

球史に残る死闘!!智弁恐るべし!

駒大苫小牧5−4東洋大姫路

やはり駒大は勝利の女神・甲子園の神々に愛されていると感じた。前の青森山田戦のように、序盤0−4とリードを奪われるも中盤に追いつき勝ち越し。再三のピンチも切り抜け逃げ切った。
駒大には運もある。打球をファンブルしてもすぐ拾えるところに転がり、エラーにならない。昨日も書いたが、運というのは勝ちあがるためには、最も大事なのかもしれない。
競走馬にたとえるなら、最高峰のダービーを勝つ馬は「最も運のいい馬」。甲子園もそうなのかもしれない。

智弁和歌山13−12帝京

今大会を象徴するようなゲームだった。乱れ飛ぶ本塁打。いつから、高校野球は10点勝負になったんだという打撃戦。そして、終盤の大逆転。すべてが、凝縮された試合だった。
4−8とリードされた帝京が二死まで追い詰められた状況で、6連打1本塁打8得点の大逆転。しかし、3投手すべてを使いきってしまった帝京は野手が登板する状況。野手で智弁打線を抑えれるほど甘くなかった。ただ、帝京にとって悔やまれるのは、打たれたのではなく四死球で自滅したこと。ストライクを投げて、打たれた方が悔いは残らなかっただろう。
高校野球は悔いなく負けられるかが、重要なのだから。