プレーオフセカンドステージ

ソフトバンク2−4ロッテ

プレーオフで昨年苦汁を舐めたホークス。今年こそは5ゲーム以上のアドバンテージをと意気込んでいたが、結果昨年と同じ4.5差で互角の戦いをしなければならなくなった。
10勝投手6人を擁する千葉ロッテ投手陣をホークス打線がどう打ち崩すかが勝負の鍵となる。
ホークスの先発は、ロッテキラーの杉内。ロッテがセラフィニ。展開的にはホークスが有利と思いきや、杉内が思いのほか痛打を浴びてしまう。
2−2の同点で迎えた8回表。無死1塁で迎える打者は福浦。送りバントの構えから一転バスターで、二塁打を打たれた場面はまさにその象徴。エースがマウンドを降りるときは負けるときであること。それは、ファーストステージで西武の松坂が降板するときを思い出させる展開となった。
ホークス打線は、松中・ズレータがの無安打。ただ、松中はいい当たりをしていたのでそんなに心配する必要はないのではないか。心配なのは、昨年のことをぶり返して、責任感の強い松中に重圧をかけることだ。
とにかく、初戦をロッテが取ったことで面白くなったのは事実だ。