練習試合について

親善試合は、ドイツW杯に向けた練習試合(強化試合)。いろんなことを試す場だと思う。
今回は、4バックに欧州組中心のメンバーで挑んだのだが、DFと中盤の連携の悪さが立ち上がりの入り方のミスにつながったと思われる。3失点目のヒデのミスは、連携の悪さの象徴だろう。
また、サイドバックの二人は守備で裏を取られすぎだ。裏を取られることが嫌で、無用なファールを繰り返す*1。サイドの守備はワンサイドカットが基本だ。それを思い出しなさい。
さらに、その問題を掘り下げるなら浦和レッズでスタメンを追われ、不要論が高いアレックスを代表の左サイドバックにこだわる必要があるのか*2三浦淳以外にも、バックアップは必要だろう。
攻撃陣については、5得点は収穫と考えてよいのでは。相手関係などの条件は置いておいても、2度の2点ビハインドを最終的に跳ね返したことは自信になるはず。
ただ、コンフェデ杯のブラジル戦のように「ノーガードの打ち合い」は面白いのだが、本線に向けての戦い方的にはリスキーなことは頭に置いておきたい。
時には、カウンター。時には、ラッシュ。臨機応変に場面や時間に応じてスタイルを変えていってほしい*3

*1:特に、左サイドのブラジル人

*2:決勝点は見事なアシストだったが、全体的に不安

*3:まぁ、それは世界の強豪でもそんなにできてはいないのだが・・・