アジアカップ予選第3節

頭が痛い・・・

日本0−1サウジアラビア

善戦した。正直そんな感想だ。召集から試合まで期間のない状況。さらに極暑の中東でのアウェイゲーム。対戦国のサウジアラビアはドイツW杯メンバーがほぼ残っているチーム。そんな、悪状況が重なる中で簡単に勝てるほどサッカーは甘くはない。オシム監督は、育てながら勝つという一番難しい構造改革中なのだ。
試合は、最悪な立ち上がりだったが、チームは徐々にペースを握りはじめ、シュートチャンスも増えてきた。だが、そのチャンスをものにすることができず、サウジにアンラッキーなワンチャンスを決められ、0−1で惜敗した。
個人的には引き分けで上出来と思っていたので、生けるかなと思ったのだが、現状ではサウジが格上ということだろう。弱いチームがチャンスをものにできないと、強いチームにワンチャンスを生かされるという典型的な試合だった。
だが、オシムがやりたいことはおぼろげながら見えつつある。次のイエメン戦は課題をしっかりと修正して望んでほしいが、アジアカップ本戦に進出することが重要なので、ここは引き分けで合格ではなかろうか。

個人的に感じた課題

  1. オシムが試合後にインタビューで話したように、プレッシャーがかかっていないマイボールを相手にプレゼントパスするのはまずい。
  2. 前の監督のときからある問題だが、今から攻めるぞという状況のなかで、中盤ゾーンで相手に不用意に奪われ失点してしまった。それは、昔からの課題。最後まで責めきるということを意識しないといけない。
  3. 今日の試合で、闘莉王を上げてパワープレーの状況でボールをいれずに試合終了になった意味がわからない。駒野は造反したのかと思った。チーム戦術をしっかりと理解する必要がある。