二日目

トリニダード・トバゴ0−0スウェーデン

スウェーデンという国は、94アメリカ大会で3位に入った強豪というイメージが強い。その頃から、より真剣にサッカーを観るようになったので特に印象深い。ダーリン・ブロリン・K.アンデションの攻撃陣はすさまじかった。それから12年たった今も、その当時の選手が出場している。バルセロナに所属するラーションだ。当時トレッドヘアだった髪型も現在はスキンヘッド。だいぶ風貌が変わっていて、別人のように感じるときもある。当時はスーパーサブ的な選手だったが、今はベテランとしてチームの中心選手。エースは若いズラタン・イブラヒモビッチと言われているが、やはりまだまだラーションほどの存在感は感じない。この大会は、エースの世代交代も進めたいスウェーデンだ。
初戦の相手は、格下のトリニダード・トバゴ。しかし、初出場の彼らの必死の守りにゴールを割ることが出来ない。結局、ラーションズラタンも不発。不本意な形で引き分けに終わった。まるで優勝したかのような騒ぎの相手チームを観て、二人は屈辱にまみれたはずだ。
隠れた強豪スウェーデンは、このままで終わるとは思えない。そのためには、ベテランのラーションの牽引が観たい。94年メンバーの誇りにかけて・・・。