交流戦 セ5−1パ

西口の鬼門!東京ドームとこの男

西口文也はライオンズの大黒柱として10年以上活躍している。しかし、この10年東京ドームで勝っていない。しかも、その場所での勝利はなんと1勝。日ハムの札幌移転で登板する機会が激減したが、交流戦で巨人と対戦しないといけなくなったため、エース級の投手として登板しないわけにはいけない状況となったのが今日。そして、巨人には西口の天敵ともいえる打者の存在がある。自身の無安打無失点を本塁打で打ち砕いた清水隆之だ。その天敵は、先頭打者として再び西口から本塁打を放つ。昨日のサヨナラ本塁打から2打席連続でもあった。しかし、その鬼門で西口はその本塁打以降無失点に抑え試合をつくる。巨人のエース上原との投手戦は1−1で9回裏に突入した。西口は、三塁打を浴びたのち満塁策として、清水との勝負を選択する。天敵は、その勇気ある選択をあざ笑うかのように、サヨナラの犠牲フライ。西口の鬼門はやはり鬼門であった。これだけ好投しても、勝てないのだから。