優勝がポロリ

ソフトバンク5−4ロッテ

4−0で迎えた9回裏マウンドには守護神小林雅。99.9%ロッテの31年ぶり優勝を確信したと思う。しかし、カズトゴーはものすごい不安を感じていた。
その不安とは、ソフトバンクマリンスタジアムに迎えた4連戦で、9回同様にリードした場面での小林雅の投入が失敗に終わっていたのだ。その試合は、セットアッパーの薮田をリリーフで投入し逃げ切り事なきを得た。
このプレーオフ4点差に広げた8回裏、3番宮地4番松中と左が続く場面だったが迷わずに薮田をボビーは投入。この采配はロッテの勝利の方程式といってもいのだが、4点のリードがある割には余裕のない采配だと感じた。カズトゴーだったら、藤田だったと思う。小林雅がマリンスタジアムの轍を踏む可能性があるので、この点差なら薮田を取っておいたほうがいいと考えるからだ。
結果、小林はマリンスタジアムでの失敗を繰り返してしまった。
かたちにはまった勝利の方程式も、時には余裕を持って出し惜しみしてもよかったのではなかったのではと感じてならない。
正直、この敗戦はソフトバンクを生き返らせえしまった。流れは、ソフトバンクに傾いた。ここから、またロッテに流れを変えられるのだろうか。不安の残る明日以降になりそうだ。
31年ぶりの悲願が霞みつつある。

カズトゴーは、ロッテにかってほしいと思っているから、正直凹んでいる。