コンフェデ杯・ワールドユースを終えて

腰の引けたサッカー(ワールドユース

ワールドユースでの日本は、全体的に腰が引けていたのでないだろうか。緒戦のオランダ戦を観たときは、プラチナ世代に近づけるのではと期待した。しかし、ベナン戦では相手が一人少ないにも拘らず、平山の頭へのパワープレーに終始。安全第一という感じであった。
その後の、オーストラリア戦も引き分けでかまわないような試合運び。
腰が引けたサッカーの結果が、勝星なしのベスト16だった。それならば、勝負を挑んで予選敗退の方が潔い。大熊監督の試合を経験させたい気持ちは分からないでもないが、この世代だからこそ、勝負をしてほしい。

敗れはしたものの・・・(コンフェデ杯

A代表については、予選敗退の結果に失敗という声も上がったいる*1。しかし、カズトゴー的にはそうは思わない。
先日も書いたが、メキシコ戦の後の軌道修正はジーコの采配が光ったと思うし、勝てなかったが、ブラジル相手に2得点は健闘といっていいだろう。
日本は、野球でたとえるとホームラン打者がいない。ブラジルなどの競合には40本クラスの長距離砲がたくさんいると考えたらいいのでは。セルジオをはじめとした解説者たちは、赤星に50ホーマーを求めているのと同じだと感じる。ドーハやジョホールバルなどの予選の苦しさを経験した解説者たちは、セルジオのような的外れの辛口は吐かない。
日本は、ワールドカップへ進出するのだから、そこで上位進出するための準備をすればいいのでは。それも、日本らしいサッカーで。野球なら横浜のマシンガン打線のようなチームをつくればいい。守備は、昨年の中日のような感じだ。攻撃は、いい意味でも悪い意味でも日本らしさだした。守備は、正直ダメダメだけど*2
今の日本の課題は、決定力よりも軽率な守備ではないかと思うがいかがなものだろうか。

*1:今朝の解説セルジオ越後

*2:昨年のオリックスみたいだね。特にひどいのは左サイド