準決勝

センバツ王者に立ちはだかる

今日・明日は夏休み。毎年お盆働いて、翌週の甲子園の準決勝・決勝の日を休むのがオレの夏休み。
その準決勝は、春のセンバツ優勝校の常葉菊川と広島の古豪・広陵との対戦。もう1試合が、大会前予想もできなかった九州対決の佐賀北長崎日大

春夏連覇を目指す常葉菊川にとって、広陵は大きなヤマとなる。広陵は、西の横綱に限りなく近い高校だと思っている。エースの野村は、ビックリするようなスピードはないけれど、速いテンポと巧みな投球術で勝ち上がってきた。準決勝に辿り着くまでに、大差で勝ち上がったため、野村が休めたことも大きい。
野村は、この常葉菊川戦で最高の投球を魅せる。二ケタの三振のヤマを重ねて、センバツの覇者を翻弄する。打線も、序盤不調だったキャプテンの土生の先制本塁打などで、8回表を終わって4−0とリードする。
しかし、春の王者は黙ってはいなかった。8回に1点を返し、9回二死から、ラッキーボーイ伊藤のヒットを足がかりに2点を返して、1点差。だが、粘りもここまで。野村が踏ん張り、常葉菊川春夏連覇は途絶えた。
個人的には、事実上の決勝戦だったかもしれないと感じる。野村が、ここで燃え尽きやしないかが非常に不安である。


ちなみに、もう1試合は、佐賀北が決勝進出。松山商業以来の公立高校の優勝なるか。
広陵の方が、力は上だと感じるが、組み合わせの絡みや佐賀北の勢いなどの、不特定な要素が絡めば面白い決勝戦になるかもしれない。

大会前、誰もが予想しなかった佐賀県の公立高校の躍進のドラマの結末は!!
そして、広島の古豪の夏初制覇なるか!!
明日は、好ゲームがみたい。(オレは夏休みだしね)