魔の1イニング

魔のイニングに泣く

仙台育英佐藤が智弁学園の前に屈した。
甲子園のスピードガン最高の155kmをマークしても勝てなかった。

佐藤は、昨夏も今年の春も、1イニングだけ崩れ、失点する。この夏も、智弁学園に失点したのは中盤5回の5失点だけ。そういえば、初戦の智弁和歌山戦も中盤の1イニングに被弾。
彼は、中盤にどうも、魔が差す傾向があるようだ。

昨夏の駒大苫小牧マー君も、失点はしていた。佐藤よりも多い失点だったと思う。ただ、その失点を跳ね返すだけの打線を持っていた。
残念ながら、仙台育英の打線は、その力がなかった。

155km右腕の夏は終わったが、本当の彼の戦いは、プロに場所を移してからになる。
地元の楽天に入って、マー君と2枚看板で観てみたいと、オレは感じているが、秋のドラフトのクジの運命はいかに・・・。

ところで、佐藤を昨夏打ち崩した日大山形に勝った早実は優勝。今春は、常葉菊川がそのまま優勝。
ということは、今年は智弁学園が優勝のキーになるのか??


あと、オレが注目している強打の4番エース今治西の熊代は、近江高校を1−0の完封。投球の成長著しいところをみせ続けている。