選抜4日目

広陵2−1成田

成田高校注目の唐川投手が登場。本来の調子ではなかったようだが、140キロ前半のストレートには将来性を感じさせた。タイプ的には西武の涌井が近いかなと思う。唐川が好投するも、成田は再三のチャンスをつぶし、延長で広陵の機動力(内野安打)の前に屈してしまった。この差は、優勝経験のあるチームとそうでないチームの差かもしれない。
唐川ばかりに目が行きがちだが、広陵の野村投手の粘り強い投球が延長戦での勝利を呼んだことを付け加えたい。
今日の3試合は、1−0を含めてすべてが2点差以内のダブルスコア。この3試合を観ていて、やはり春は投手力が重要である。今日の投手はすべて四死球を連発しない。投手の基本が制球力であることが、改めて痛感している。