プレーオフ第1ステージ

西武1−0ソフトバンク

松坂大輔斉藤和巳の球界を代表する両エースのすばらしい投手戦だった。両者ともに防御率が1点台で現在の野球ではとんでもない数字である。
松坂は4死球を与えるなど制球に苦しみランナーを背負う展開が続いたが、要所を締めた。内容的には断然カズミのほうがよかったのだが、7回にクリンアップに三連打され致命的な1点を与えてしまった。ここで、カズトゴーの目にとまったのが、中島を一塁に置いてホームラン打者のカブレラが軽打をしてつないだことだ。これが、キーマンにあげていた和田のタイムリーを生んだといってもいいだろう。
一方ホークスのキーマン松中はランナーがいない場面で長打を放つも、得点に絡むことはなかった。
結果的には、タイトル争いで競り負けた松坂が斉藤にリベンジする完封勝利となった。明日以降のキーはやはり松中になりそうだ。第2戦は、明日もデーゲームで行われる。