アジアカップ予選

日本2-0イエメン

オシム監督率いる日本代表の初めての公式戦はアジアカップの予選。対戦相手はランキング的には格下のイエメン。しかし、代表構造改革中の日本は底辺からのスタート。そんな、代表に格下の相手など存在はしない。現に、引いて守る戦略を採るイエメンのゴールを後半20分までこじあけることができなかった。今日のところは、勝ち点3を獲得したことがもっとも重要である。
オシムは不満気だったが、彼はしたたかな男だと思った。結果が求められる中、ガンバの二人(遠藤・加地)を試しているように見えた。具体的にいうならば、古井戸組が使えるかどうかを見定めているということだ。大事な試合の中ですました顔で、試すことができるのもこの男ならではかもしれない。
次はアウェイ2連戦。海外組からの参集があるのかが注目だ。