お世話になった方と

お世話になったかつての上司が今年度で退職することになりました。その方の主催で数とゴーを含めた数人の部下が、自宅に招かれました。
大変おいしいふぐのお刺身をいただきました。
その方は、正直言って今の職場が適職だとは思いませんでした。外出したら、鉄砲玉のようにかえって来なかったりして、部下からも批判があっていました。
なぜか、カズトゴーとは相性がよくて、食事などに連れて行ってもらったりしていました。その時、いつも「俺はこの仕事はむいていない」ともらしていました。
その方の特技は、クレパスを使った絵を描くことで、この絵をプロ級の腕前。個展も時々開催していました。毎年の年賀状は心のこもったデッサンでした。
いつも「むいていない」と言っていた彼は、今後自分の大好きな絵に専念するそうです。
今日の会食中に、「富士山を描いてみたい」と語っていたお顔を少年のように無邪気でした。
仕事は、生きていくために大事なことだし、きついことをしてご褒美で給料をもらうという考え方もあると思います。でも、本当に自分に適したことで頑張っていく事が、幸せなんじゃないかと、感じました。
大好きな絵を描くことを選んだこと、僕は尊重したいなと思っています。
ぜひ、「富士山」の絵を見せてもらいたいですね。