U−17W杯開幕

韓国にて、U−17W杯が開幕。
このカテゴリーは、日本人は基本的に高校生ということもあって、アフリカの早熟系の民族と比べると、体の成長的にも苦しい。アフリカ系の民族を要する中東勢の壁もあり、アジアを勝ち抜くことも、難しい。
だが、今回のこの代表は、厳しいアジア予選で優勝。すべてが、平成生まれの彼らが世界で通用するのか注目したい。

緒戦の相手は、北中米カリブのチャンピオンで世界的にはあまり名の知られていないハイチとの対戦。
ハイチは、やはり早熟系の民族で、日本よりも体力的に勝っている。それを、日本は団体戦術「ボールと人の動くサッカー」で対抗。

1−1で迎えた後半。途中出場の河野が押し込み勝ち越し、この勝ち越し点は、ゴール前の混戦をうまく押し込んだのだが、意外とA代表はこれを押し込めなかったりする(ドイツW杯代表のY沢とか)。
3点目は、C大阪でも活躍している柿谷が、キーパーをかわして、冷静にゴールに流し込んだ。これも、A代表はキーパーをかわせなかったり、ゴールをはずしたり・・・。

3−1で身体能力の高いチームを撃破。チームのコンセプトや個人のポテンシャルはすばらしい。このまま、成長してほしいと期待しつつ、2戦目の格上ナイジェリア戦を謙虚な気持ちをオレも持ちながら観戦したい。