贈り物すること

今日は、オレが通っているスポーツジムの担当インストラクター(女性)の誕生日。また、昨日はオリエンテーリングをしてくれたインストラクター(男性)の誕生日。
ジムに通いだしたときのオレは、休職中で精神的に参っていた。そんなオレを温かくサポートしてくれた二人。つい先日、男性コーチから、最近オレがジムに行っていなかったので「心配してたので、電話しようと思ってました」と声をかけてもらった。女性コーチは、オレのオーバートレーニングにストップをかけてくれたり、事故の後遺症を気にかけてくれたりしてくれていた。
本当に、感謝している。
その気持ちを、ささやかな形で届けたいと思っていた。


だが、人に贈り物をすることに対して、オレは臆病になっていた。
贈り物をするときにオレが思うのは・・・
・相手に感謝する気持ちを表す。
・相手に喜んでほしい。

その2点につきる。だが、相手はオレからの見返りを恐れるのか、拒否されるケースが多い。
今回も、拒否されるのではないかと怯えていた。

だが、結果は違った。喜んでもらった。オレの正確な思いがキチンと今回は伝わったようだった。

あとで、話を聞いたが、会員からコーチが贈り物をもらったり、食事したりというのは、原則禁止らしい。それでも、気持ちよくもらってくれたことは、本当によかった。


贈り物をする時、オレは見返りを要求しているつもりはない。でも、伝わらない。逆に、その人との関係が疎遠になる。そんなことが繰り返されて、オレは人を信じなくなっていた。
今回の出来事で、気持ちが伝わるか伝わらないかは、日頃の関係がどういう状況なのかが、大事だと今更のように気がついた。
今までは、贈り物=押しつけ  だったのかもしれない。
独りよがりな自分を象徴する出来事かもしれない。

人と人のコミュニケーションは、お互いの気持ちを尊重して成り立つ。当たり前のことだが、それが独りよがりになっていたので、うまくいかなかったのだろうな。
そんな、過去の自分を反省しつつ、もう少し巧く人とコミュニケーションをとっていきたい。