ゼロックススーパー杯

コンディションの差が明暗

浦和0−4G大阪

Jリーグと天皇杯の覇者がリーグ開幕前に対戦するスーパーカップ。今年は、浦和と天皇杯準優勝のG大阪のカード。アジアチャンピオンも視野に入れた浦和であったが、オーストリア遠征では思わぬ大敗。そして、闘莉王や長谷部の負傷などで層が厚いと言われていた選手のストックを使い切った状況での国内公式戦初戦となった。
試合は、コンディションの差が歴然。後手後手を踏む浦和に対して、キレキレのマグノ・遠藤・二川の活躍で4−0でガンバの圧勝。浦和にとってはまさかの大敗。
来週からの開幕が不安であるが、オジェック新監督はピークをアジアチャンピオンズリーグの後半に持って行こうとしているのではないか。けが人の回復を待ちながらピークを上げて最大の目標のアジアチャンピオンを目指しているのかもしれない。
しかし、生半可な調整で乗り越えれるほどJも甘くはない。アジアの一次リーグすら突破できていない、近日のJクラブの状況をみても不安が残るレッズの惨劇であった。ともかく、来週の開幕戦の戦いぶりをみてどこまで上向きになったかを観たい。