最下位陥落にアビスパの光はあるのか・・・?

大宮2−2福岡

わが地元アビスパ福岡はついに最下位に転落した。現在の勝ち点は12。17位セレッソ大阪は13、16位の京都サンガが15。降格ラインの上にいる14位広島、15位甲府が22。福岡との差が10あるのはもちろんのこと、京都との差が7もあり、福岡の当面の目標は15位の入替戦出場になると思われる。今期残りは13試合。昨年の勝ち点を振り返ると、16位柏の勝ち点が35でボーダーだった15位清水が39。アビスパの目標勝ち点35とすれば、積み上げる勝ち点は23で非常に厳しい。13試合を最低でも5勝8分け。多分負けるので現実的には7勝くらいあげないと厳しい。今のチーム状況で最低5割の勝率か引き分けで負けずに、勝ちを拾うという展開は大変厳しい。京都との直接対決が残っていないのも痛い。残留を目標とするチームは星勘定が重要であることが、改めてわかる。現在のJ1であれば、34試合を10勝10分14敗の勝ち点40が最低残留ラインかと推測される(昨年の15位清水は10勝9分15敗の勝ち点39)。
かつて、J1に在籍していたときは落ちない福岡と言われていたが、今回もその神通力を見せることができるだろうか。優勝争いも混戦だが、残留争いも注目したい。地元なんだから、本当に地元の人間に愛されるチームを作ってほしいね。ホークスだって、昔は弱かったんだから・・・。