続き

これはフィクションです!!

エリーを誘ったものの、よくよく考えたら彼女の連絡先を訊ねていなかった。彼女も返事の手段がなく、困っているのではないかと思った。エリーに電話番号とメールアドレスを訊いた。ところが、彼女の反応は以外にも歯切れが悪い。
「実は、好きな人がいるのです」と切り出し、少し悩んだ表情を見せた。「好きな人なら彼氏じゃないし、そんな人がいても気にしないから」と脳天気に返したものの、返事は少し考えさせてほしいとの返事だった。
急に、もやもやした日々が始まった。嫌われてしまったのだろうかという不安が顔を覗かせはじめた。