最後の2試合

リーディングス復活

前回不戦敗のリーディングス。人数が揃うかや監督であるオレの進退問題などさまざまな問題を抱え今日の試合を迎えた。チームは危機感を感じたのか、メンバーは12人揃った。控え選手がいるベンチで試合をするのは久々のこと。試合前から雰囲気は良好だった。
「今日は、個人の判断でプレーをしてほしい」と試合前に俺はみんなに話した。今年から新主将のニタも「縛られることなく楽しもう」と声をかけ試合開始。
チームは、今までの呪縛から解放されたかのように打ちまくる。カズトゴーの先制タイムリーを皮切りに14得点の猛攻でコールド勝ち。
試合後、みんなの前で監督を継続することを発表。みんなも、またついてくる意思を見せた。この圧勝で浮かれてはいけない。次の試合が大事である。残りリーグ戦3試合を全勝すればプレーオフ進出も見える。ここからが、正念場だ。
この試合のカズトゴー
①レフト前ヒット(打点1・盗塁1)
②センターフライ
③レフトフライ
④ライトフライ

最後は職場のチーム

時間を少し置いてから、職場のチームでの試合。3日間5試合の閉めである。職場のチームは、はっきり言って弱い。さらに、みんな下手だ。だから、ほかのチームに比べて自分のおかれた立場は違う。正直、自分がこのチームで一番のプレイヤーといってもいい。だから、なかなかうまくいかないのが歯がゆい。下手は下手なりに一生懸命やればいいのだが、同じ失敗を平気で繰り返す。練習をしないから仕方ないのだけど、同じことを言い続ける監督もオレも正直しんどい。
この試合も、先制はするがあっさりと逆転される。そこで、ランナーを二人置いてオレを打席に迎える。2−2からアウトコースのカーブにつられずしっかりと見送った。ボールは外に外れているし、低い。ところが、審判の判定はストライク。見逃し三振である。この判定にオレは怒った。判定が替わらないのはわかっている。早く試合を終わらしたいという嫌な部分が見えていたから、許せなかった。結局チームは負けた。審判も仲間も一生懸命さが感じられないストレスを抱える試合だった。次の試合こそ、みんなで勝ちたい。同じ方向を向いて戦いたい。たとえ、職場の部活であっても勝たないと面白くない。それが、スポーツであり野球だと思う。
この試合のカズトゴー
死球(盗塁2)
②四球(盗塁2)
③三塁内野安打
④見逃し三振

3日間5試合を終えて

全試合で安打を放つことはできなかったが、3割はキープできた。大好きな夏に向けて、調子は上向きだ。今年の夏は、野球に思う存分没頭できそうだ。