リーディングス

開幕4連勝のリーディングスの5戦目は、こちらも開幕から無敗のファルコンズ。平均年齢が20代前半ということで、若さでは完全に負けています。その若さと勢いは恐ろしいことで、中盤までに満塁本塁打を被弾するなどで、1−7の劣勢に立たされてしまった。
カズトゴー的にはこの試合は、勝敗よりも自分たちの精一杯のプレーをするように、みんなを諭しました。ところが、相手は好投の先発投手を降板させたことで、流れがこちらに向いてきました。いらいらしているファルコンズ。カズトゴーが打席に入ったときに、捕手がとんでもないことを言ったのです。
「このバッターに当てろ!!」
カズトゴーは、打席をはずし怒りました。僕は、楽しみでやっている野球でわざとぶつけろと指示する人間の考えが理解できませんでした。怪我をしたときだれが、責任を取るのか!!
試合は、完全にこちらの流れになり、8−7と逆転をしました。しかし、この草野球には100分打ち切りの時間制限があるのです。先行だったので、時間切れでわれわれの逆転は認められず、試合は負けとなってしまいました。しかし、最後まであきらめずに戦った僕らは、かっこいい敗者だと思いました。
そして、試合に勝った彼らは、人間として恥ずかしい言葉を吐いた、みすぼらしい勝者になったと思います。
この、1敗を明日につなげてまた頑張ります。