ついていないでは、辛すぎる・・・

今日は早朝より隣町の野球協会の開会式。役員のカズトゴーは、球場へ向かっていた。早朝から雨が降り続いていた路面には所々水が浮いていた。球場の直前の左カーブを曲がり、最後の緩やかな坂を上るためにアクセルを踏んだ。路面状況が良くないのか車が少しガタッと浮いた。その瞬間だ。後輪がすべり制御不能になった。四駆でアンダーが出るとは考えていなかった。大きなタイヤは歩道を乗り越え、大きな車体はガードレールを突き破り、2m下の民家駐車場へ転落した。下には、民家の車がありその前方に引っかかるように止まった。下向きになった運転席。車がなければひっくり返っていたかもしれないと怯えた。車の後部座席に昇り、何とか脱出したが、自分のことよりも人様の車や建物に迷惑をかけたことが心が痛かった。「あなたの体にけががなかったことがなにより」と声をかけてくれた所有者の気持ちに温かさを感じた。車はレッカーでは上がらず、一日放置する事になった。これで、今年度3台の車を失った。人にぶつけられる以外に、自然現象に負けた。自分の運転が未熟なのか不運なのか・・・・。
その後、家屋所有者の粋な計らいで、午後から予定されていた少年サッカーの試合会場に送っていただいた。涙が出るほどうれしかった。「そんなに、事故が起きるのはあなたの運転技術ではなく、心の問題」とお払いに行くことを勧められた。お払いに行くことで心に安心感を持ちなさいという意味だった。少年サッカーの保護者からも「普通では考えられない事が起きているから」と同じように勧められた。
車は必要なので、どうするのか考えないといけない。また車に乗るときはお払いに行こうと誓った。