新チームの練習試合

kazutojyuri2006-01-29

今日は、5年生中心の練習試合がありました。新人戦では、ベスト16まで後一歩と言うところまで行っていたので、今日は新戦力の底上げを期待していました。
ところが、過信なのか油断なのかまったく動けません。4バックのラインディフェンスを採用しているのですが、センターバックゴールキーパーの間にダイレクトボールを放り込まれると失点する相変わらずのパターン。ゴールキーパーのフィールドの意識の低さが、直りません。また、センターバックはラインを上げた後のマークのつき方ができていません。このことは、普段の練習から口を酸っぱくして言っている事。選手たちの意識の問題には、指導者としては、自覚を促すしかできません。
結果、1次予選で敗退しているチームに2−2の引き分け。
試合が終わった後に、「技術的な問題よりも、日ごろの練習の取り組む姿勢と準備の問題」と切り捨てました。
次の試合は、ベスト16の常連チーム。このチームに対しては、センターバックも修正ができていました。ハーフもファースト・セカンドディフェンスがすばやくできるようになり、チャレンジ&カバーの意識も高くなっていました。
ところが、今度はハーフから出てくるボールに対して、FWが相手と競り合わなかったり、走りこまなかったりで、まったく攻撃の糸口が見出せません。
結局試合は、後半に失点して0−1で惜敗。ただ、こちらの攻撃の見せ場は皆無でした。
今日の課題は次のとおり

  • 4バックのラインでは、キーパーとの間をつかれてしまう。
  • サイドバックが、センターに絞って守備ができない
  • 中盤のファーストディフェンスが軽い
  • 中盤から出てくる、裏を狙ったパスに走り出していない
  • 漠然と意図のないロングボールを縦に蹴り込んでしまう。

4バックでは、サイドバックの攻撃参加がキーになるが現状では困難。安定した守備がないと、攻撃的サッカーに移行することはできない。
現在のチーム状況では、3バックとダブルボランチで真ん中を厚くし、ウィングバックとウィングを置く事でサイドのプレイヤーを2枚にする。ウィングを置く事で、相手のサイド攻撃を押し返し、ウィングバックは遅らせるディフェンスでセカンドディフェンスを待つ。
センターFWは一人になるが、ポストプレイヤータイプではなく、裏への動き出しをすばやくできたり、ハーフの位置まで引いてきてウィングへのパスを供給したりできるタイプを置きたい。
3−4−3(3−6−1)。2002年のヒディング韓国が理想系か。
明日の練習で修正をかけたい。