6年生最後の大会

九州大会地区予選

毎年3学期は、九州大会の予選が行われます。この大会は、6年生最後の公式戦となります。わが春日南FCは、6年生が男子3名女子1名の計4名。スタメンには3名しか名を連ねていないチームです。
大会は、福岡県を5つのブロック*1に分けます。わがチームは、競合がそろう筑前地区((春日市大野城市太宰府市筑紫野市古賀市福津市宗像市糟屋郡・宗像郡・筑紫郡)になります。
対戦相手は、シードチームを含めた2チーム。3チーム中で2位以内に入ればいいのですが、ノーシードの我々に取って簡単なハードルではありません。
ただよかったのは、対戦チーム同士の試合の結果を受けて2試合できることでした。コーチにしっかりとスカウティングをしてもらいました。

第1試合目vs宗像セントラル

対戦チームの監督さんは、B級コーチライセンスとインストラクターの資格を持ったすばらしい指導者。カズトゴーのような素人監督とじゃ格が違う。
だけど。試合をするのは子供たち。選手・保護者・指導者で気合を入れて挑んだ。
ところが、わがチームは前半から単純なクリアーミス(プレゼントパス)から、2失点。0−2で折り返す・
ハーフタイムに「ミスで失点するのはもったいない。10分で追いつくぞ」と激しい激を飛ばした。カズトゴーの決意を表すように、4−4−2から3−4−3と攻撃的布陣にシフトチェンジ。それが、当たった。相手は、戸惑っている。
強豪相手に、攻め続ける子供たち。1点を返したが、残り時間は後わずか。ここで、劇的な同点ゴール。カズトゴーは、ベンチから立ち上がり激しくガッツポーズを繰り返しました。
勝ち点1を拾いました。次の試合は、引き分け以上で2次予選進出です。

第2試合目vsリエート

緒戦で宗像を1−0で下しているチーム。ワンタッチパスでつないでくる好チームである。
前半から、巧みなパスワークに翻弄されるわがチーム。特にボランチのキャプテンの動きが良くない。前半は、我慢するよう支持を出したが、終了間際に裏を奪われて失点。0−1とまたしてもリードされて折り返す。
カズトゴーは、1試合目よりも激しい激を飛ばした。
「これで終わってもいいのか!!」
「いやです」と反論する子供たち。気合を入れなおし、再び3トップで攻撃を仕掛けた。
10分で追いつけの激に応えて、1−1とする。しかし、直後にすぐ勝ち越されてしまう。
1−2。5分をきった残り時間。期待の4年生が起死回生の同点ゴール。2−2。残り時間はまだある。
しかし、キャプテンの軽いディフェンスでピンチを招く。カズトゴーは、ここでキャプテンを交代させるという選択を選んだ。ベンチにしゃがみこみ泣きじゃくるキャプテン。
キャプテンの交代は、残されたものに気合を注入したのか。2−2の引き分けでタイムアップ。勝ち点2で2位。2次予選進出である。このチームでの2次予選進出は初めてのこと。先輩たちができなかったことを成し遂げた。
涙するキャプテンにカズトゴーは、「泣くな。先輩をみんなで越えたことに胸をはれ」と。
ほかのチームからすれば、小さな目標かもしれないが、我々に取って1次予選は高い壁だった。目標は、地区のベスト16。更なる先輩超えを目指してほしい。
2次予選は、1月14日土曜日。目標に向かって!!

*1:福岡・北九州・筑後筑前筑豊