二次予選

いよいよ、新人戦二次予選です。痛む首を押して引率にやってきました。
一次予選を1位で進出したため、対戦相手は2位抜けの2チームとなります。組み合わせ的にも、恵まれた間はありました。
しかし、不安な材料もありました。一次予選は15分ハーフだったのですが、この二次予選は20分ハーフ。この5分間に勝負の分かれ目があるのではと不安でした。
初戦は、春先にも練習試合をした隣町のクラブ。ただ、このチームの戦略が我がチームの弱点を突いてきます。
我がチームの弱点とは・・・。ダイレクトプレー*1やパワープレーに弱いことです。センターバックが4年生であることから、ハイボールのヘディングに恐怖感があることがその原因です。
繰り返し、パワープレーに出てくる相手にディフェンスラインはズルズルと下がってしまい、ゴール前でセットプレーを繰り返し与えてしまい大量失点。0−4で思わぬ敗戦です。
ただ、2チームがベスト16に進出できるので、次の試合に勝てば進出できる可能性が残されています。
しかし、雰囲気にのまれてしまった我がチームの足は思うように動いていません。ハーフタイムに激を飛ばし、後半突入。後半開始早々に激が効いたのか先制点をゲット。2点目を目指して、守りには入らず攻め続けました。
時間は15分を過ぎました。その瞬間に、センターバックがクリアーミスをし、コーナキックを与えてしまいます。いやな予感がした僕は、FWにも守りに帰るように指示をしました。しかし、選手達にその声は届きませんでした。その直後、悪夢の同点ゴールを許してしまいます。初戦に大敗をしているため、この試合は引き分けも許されません。懸命に攻めるのですが、焦りからボールを上手くコントロールできない子供達。
悪夢のホイッスル。二次予選敗退を告げる笛となってしまいました。最初の予想通り5分が悪いほうに出てしまいました。泣きじゃくる子供もいました。特に、クリアーミスをした子は号泣。でも、まだこの子達はあと1年以上あります。まだまだ、発展途上のチームなので弱点を克服してまた頑張りたいと思いました。
君達は、我がチームを始めて二次予選に導いたことは永遠に歴史に刻まれることを誇りに思ってほしいです。

*1:手数をかけずに、一発のパスでゴール前に近づけること